FC2ブログ

09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

出会った巨樹

木をメインに、風景写真や動物写真も時々載せてます

谷中のまたぎクス 

妙雲寺と隣の感應寺(かんのうじ)の二つのお寺をまたぐように、幹周7m以上のクスノキが立っています。
大正13年(1924)の『東京府蹟名勝天然記念物調査報告書 第二冊』には、東京府天然記念物「谷中感應寺の樟」として記載があります(幹周4.85m、樹高21.21m、樹齢約400年)。また台東区の保護樹木等台帳には、昭和57年に保護樹木に指定、所在地は妙雲寺として記載されています。

妙雲寺の方に伺いましたら、お寺が400年以上前にこの地に移転してきた時は、すでにクスノキは立っていたということです。ちょうど両寺の境にあるので、どちらの所有ということはないそうです。クスノキは両方のお寺の墓地の奥に立ち、お墓を見守っています。墓地に立ち入るので、見学の際はお寺の方に声をかけると良いでしょう。

●東京都台東区
●台東区保護樹木

※(2010)
樹高23m
幹周7.1m
推定樹齢
※台東区保護樹木等台帳

●周辺巨樹 大雄寺のクスノキ(感應寺より約90m 妙雲寺より約100m)
      金嶺寺のタブノキ(感應寺より約100m 妙雲寺より約200m)
      谷中のヒマラヤ杉(感應寺より約290m 妙雲寺より約400m)
      玉林寺のシイ(感應寺より約470m 妙雲寺より約580m)
●撮影年月日 2018年2月25日

180225妙雲寺クスノキ①

塀が幹の中心に来ています。
180225妙雲寺クスノキ②

塀が食い込んでいるように見えますが、長い年月の幹の成長で塀を包んできているようです。
幹には空洞があってコンクリートでふさいであります。
180225妙雲寺クスノキ③

180225妙雲寺クスノキ④

感應寺側から。妙雲寺側より穴はもっと大きくコンクリートブロックがいくつも入っています。戦後間もないころ、幹の空洞から出火して、幹の上方から炎が出るほどの火事になったそうです。
180225感応寺クスノキ①

そんな過去をものともせず、元気に枝葉を広げています。
180225感応寺クスノキ②


妙雲寺
元和5年(1619)、了雲院日登聖人により創建されました。加賀藩前田家の崇拝が厚く、江戸時代末期までは前田家家臣のみが檀徒になれました。虫歯除けに効くとされるお寺で、別名「むしば寺」と呼ばれています。

感應寺(かんのうじ)
弘法寺十世日感上人により開山、慶長元年(1596)に神田に創建されましたが、明暦の大火で現在地に移りました。 江戸末期の医師・儒学者の渋江抽斎の墓があります。

谷中の寺町は、明治時代の廃仏毀釈・寺社領上知令で寺の破壊や没収が行われた中、数と規模を維持しました。関東大震災や東京大空襲の被害も少なく、現在も寺院数と密度が都内で一番の寺町です。

住 所 東京都台東区谷中6-2-39 妙雲寺
交 通 JR山手線「日暮里駅」より約570m(妙雲寺)

妙雲寺MAP


スポンサーサイト

Posted on 2018/04/02 Mon. 05:32 [edit]

thread: 植物の写真

janre 写真

東京都  /  TB: 0  /  CM: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://tamash.blog110.fc2.com/tb.php/633-fe51fd9e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

県別巨樹